離婚の際、金銭関係で大きな力を発揮する公正証書ですが、作成の手順を知らない人も多いのではないでしょうか。
離婚することを考えている人やこれから離婚すると言う人は、覚えておいて損はないとおもいます。
公正証書は、公証人役場にて作成することができます。
ちなみに所在地などには関係なく、どこの公証人役場でも公正証書を作成することができますので、利便性などを考えて役場を選びましょう。
公正証書の作成に必要なものは、まず、身分証明書と印鑑が必要です。
それに、離婚についてお互いに決めたことなどを書いたメモや、離婚協議書といった類の金銭に関係する書類があれば、そちらも全て持っていきましょう。
これらを元に、公証人が公正証書を作成してくれます。
ただし、公正証書の作成には手数料がかかります。
離婚するにあたって取り決めた金銭の額に応じで決まりますす、量などによっても金額が増減します。
詳しくは公証人役場に問い合わせて聞いてみると確実でしょう。
公正証書は離婚協議書にない強制力を伴った書面です。
離婚の際に、相手が約束を守らないことが考えられる場合には、必ず離婚協議書ではなく、強制力のある公正証書を作成して離婚することをおすすめします。